無機物の私が
無機物のあなたへたどり着く
無機質の空間の中を
私は進んで行く
色もなく音もない
ただ冷たい暗い空間の中を
私に心は存在しない
でも私はどこからか暖かさを感じる
それは波だ
何処からともなくやって来る波だ
音もなく色もない
たたの波だ
その信号をただ受取り
私は動いている
...
無機物の私が
無機物のあなたへたどり着く
無機質の空間の中を
私は進んで行く
色もなく音もない
ただ冷たい暗い空間の中を
私に心は存在しない
でも私はどこからか暖かさを感じる
それは波だ
何処からともなくやって来る波だ
音もなく色もない
たたの波だ
その信号をただ受取り
私は動いている
...
あの赤い実を取ってくれますか
私に
どこまでも澄んだ青空の下に
どこまでも赤く染まった小さな実を
あなたの愛の証に
これからも変わらない約束として
夏に咲いた
小さないくつもの純白の花
赤く染めたのは
あなたの私への愛
あの赤い実を
私に取ってくれますか
手にそっと乗せて
確かめてみたい...
春夏秋冬
春夏秋冬
春は秋に
冬は夏に
愛を永遠に語ることは出来ない
せめて想いの欠片を残したいと
彼らは花を咲かせ
雪を降らす
僕は君を愛している
永遠に
あなただけを
ある方へ今書いたコメントを
そのままここに載せました
すみません
片思い
ずっと相手に知らせずにいました
...
ペルソナ
私が私を演じている
仮面をつけて私は踊る
仮面をつけて私は旅をする
陽が昇る頃に
仮面は東を向き
月が落ちる時に
仮面は西を向く
流れに身を任す
それが私達だ
私はあなたを愛している
あなたはわたしを愛している
それももしかしたら
仮面をつけての事なのかも知れない
それが私...
真赤なゼリーの色が
今冷めようとしている
独り波打ち際に佇む私に
過去を降り顧みる事は許されなかった
柔らかな夏の終わりの日差しが
それを慰めていた
海鳥たちと見ていた
間もなく日が沈もうとしているのを
ただ影ばかりが長くなっていく
やがて私の足跡は波に消されていく
これから新しい何かが始...