Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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小春

冬の寒い日が続いてほんのり暖かい光がさす日が小寒いというのだろうか私たちの愛もそんな細い光を待っていた

そんな光を掌に載せてあなたに見せたら笑顔をくれるだろうかずっと待っていたあなたの笑顔にそう それを待っていた

だめじゃないだめにしたくないだめに流されないだから光が欲しいのこの一筋でもかなわな...

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あなたに

今日ここに来たのはあなたと出会った日だからここで海を見つめていたら同じように遠くを見つめて二人 泣きたくなるようだったから

「好きな人を見つけるんだよ」そう言って逝ってしまったあなた何ができるというの一人で何があなたでさえも見送れなかったのに

ぽっかりと穴が開いた心には吹く風もなく 明かりもなく...

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片恋

夜汽車に乗って都会を後にした列車の中の電灯で私の顔が窓ガラスに映る一体どこに行くんだろう

あてもない列車の切符どこへ降りるかもわからないどんな所かもわからないこんな旅があなたとしたかったそう思っていたのに

例えば小さな家の明かりその中には何が詰まっているのだろう時には泣き顔時には笑顔幸せを詰めた...

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背中

「ごめん」と言って去っていくあなたの背中が泣いていたそんな背中は見た事はなかったいつもいつも頬よせていた

何があったのかあなたは何も話さなかったひとりで抱え込んだ悲しさを私に見せもしなかったそれに気づいていなかった私

こんな日が来るなんて思った日があっただろうかあなたは予感があったに違いない一ヵ...

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出会い…そして

あなたが見上げた空はこんな春の終わりの空だったのね気づきもしないで上の空で返事をした私が恥ずかしいわ今ならあなたの気持ちがわかるのに

そんなことばかりだったわね冷ややかな私を包んでくれたのにそんなこと思いもせずに私にあいずしを打って抱きしめてくれたのに

特別の人ってどんな人を言うのあなたの心はの...

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