『・・・・・絶句』がなくて絶句する
- カテゴリ: 小説/詩
- 2010/09/27 23:49:10
新井素子の『・・・・・絶句』が再刊されているのを書店で目にして、久方ぶりに読むか~、と書棚に手を伸ばしたら、
なかった。
最初に出た判型のソフトカバー、突っ込んであるとおもっていた場所には入っていなかった。
参照率の高い本――古典とかノンフィクションとかがまず一番手にとりやすい場所にあり、再読可...
右往左往。行ったり来たり。
本を読んだり、考えたり。
行き当たりばったりな日々のあれこれ。
新井素子の『・・・・・絶句』が再刊されているのを書店で目にして、久方ぶりに読むか~、と書棚に手を伸ばしたら、
なかった。
最初に出た判型のソフトカバー、突っ込んであるとおもっていた場所には入っていなかった。
参照率の高い本――古典とかノンフィクションとかがまず一番手にとりやすい場所にあり、再読可...
其の一よりは知名度低いだろうけど。
『パラケルススの娘』(五代ゆう メディアファクトリーMF文庫刊)が第十巻「永遠に女性的なるもの」をもって完結した。
シリーズは初(これまでは冊数があっても長い話の分冊だった)、足かけ五年、長かった。
はい、予約についてで書いた本でございますw
作者はライトノベ...
〈フルメタル・パニック〉(賀東招二作 富士見ファンタジア文庫刊)が十二冊・十二年の歳月を費やして完結した。
まずはめでたい。
まっとうに完結した、というだけでとりあえず賞賛に値する。
ライトノベルは、売れ行きが思わしくなければ、一応の決さえつけることなく打ち切られることもままあるし、人気があって...
ひさびさの新刊、妹尾ゆふ子『翼の帰る処』3 歌われぬ約束 上(幻冬舎コミックス)を読んだ。
寡作ながらこれだけ外れなく面白い話を書く人なのに、このシリーズまで増刷がかかったことがなかったらしいのはどうしたものか。
この作者のノベライズならと、興味がなかったゲームのものだろうが、一話で視聴を切ったアニ...
きっかけは漫画だったけど、フィクション全般に関してなので、その周辺なら活字が自分の主な居場所だろう思っているので、カテゴリはここで。
藤田和日郎の漫画、『月光条例』の最新十巻のカバーの巻末折返し部分の文章にすこしばかりカチンときた。
『月光条例』はおとぎ話をモチーフにした作品だが、その元にしている...