Nicotto Town ニコッとタウン

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眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

かえらない光のために

追憶のなかの部屋 「二度と戻れない過去への郷愁」「音楽の途絶」という世界観を、光さえも二度と戻ることができないブラックホールの境界線「事象の地平面(イベント・ホライズン)」に重ねた詩編です。
あそこから先は もう風も言葉もとどかない
きみがそっと踏みこんでいった 静かな境界線
どんなにぼくが手をのば...

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量子もつれはるかな調べ

どれほど遠く離れても瞬時に互いに影響し合う「量子もつれ(量子絡み合い)」を、決して逢えない二人の魂の絆として描いた詩編です

はるかな調べぼくたちがむかし ひとつのひかりだったころ
あんなに近くに ならんで咲いていたからだろうか
いまはこんなに 遠い星と星のあいだに引き裂かれても
ぼくの心は ...

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まどろみのなかの部屋で

きみは死んでしまったのだろうか それとも
まだ見ぬあくる日の 窓辺にすわっているのだろうか
ぼくのひらいた記憶のノートのなかでは
どちらのきみも おなじように優しくわらっている生と死は ひとつの調べのうらおもて
だれも部屋の扉を たたかないあいだは
きみは生きていて そして死んでいる
た...

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やさしい崩壊のうた

風が かすかな光の粒をはこんできて
ぼくの指先に そっとふれては消えてゆく
きみがそこにいるのか どこへゆこうとするのか
ぼくにはどうしても たしかめることができない位置を定めようとすれば 速度(あしどり)がにげ去り
ゆくえを追おうとすれば 姿が見えなくなる
まるで つめたい数式のなか...

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混沌(エントロピー)の奈落

世界は冷え切った、必然の坂道を転がり落ちてゆく
秩序は崩壊し、すべての熱は均一な闇へと融解する。
これこそが法則だ、だれも抗うことのできない冷酷な数式だ!
だが、私の凍える指先は、なおも神の外套の裾を求めて彷徨っている。私のなかの悪魔が笑う、「すべては無秩序へと向かうのだ」と。
昨日紡いだ美しい祈り...

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