Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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雨粒

ここのところ
雨音ばかりが響く部屋
雨に濡れた窓ガラスからは
何も見えないけれど
今の私にはそれでいい


二人でさした大きな傘も
片隅に忘れられたままで
再び役に立つのを待っている
そんなことはもうないけど
私も待っている


雨の季節は嫌いだ
いやでもあの頃を思い出す
心もしっぽりと濡れて
涙の...

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あじさい

雨音はショパンの調べ
言い古した言葉だけど
あの時のあなたとの出会いは
まるでこんな風景だった
カフェで流れるショパンの調べ


あの日もこんな小雨の日だった
出会って 出会って また出会って
偶然だろうか
笑顔を交わす二人だった
そして


紫陽花を追って歩いた
紫陽花は一時の花
やがて枯れる日が...

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走馬灯

ろうそくのぼんやりした光
くっきりと形を表さない
色とりどりに浮かぶ形は
一体どこに行ってしまったのだろう


まるで何もなかったように
そこには光があったはずなのに
本当はそこの足元にあったはずの
影に気づかなかった二人


絡み合ったはずの二人の想いは
ほどけるはずはないと思っていた
もしかした...

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愛の深さ

あなたがこうしている間にも私はどうしているのだろう海を感じる時時を感じる時そして愛を感じる時

もう捨ててしまおうと思った失われた愛のもの達を私の愛も偽りだったのかこんなに簡単に捨てられるものだったのか否定できない自分が悔しい

我慢できるのは本当の愛じゃない偽りでしかないそれを捨てた今本当の愛を知...

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失った愛に

愛を失ったとき人はどうするのかただ身じろぎもせず後ろを向いたままで足しつくすままだろうか

私はそんなあなたを見たくない背中から抱きしめてあげたいでもそんなことは求めないのだあなたはまだ愛を見つめているから

あなたを何とかしたいけど私にはできないその資格もないもし許されるのであれば隣に座って見つめ...

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