Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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あなたへ

細かい雨が降ってきた
秋霧雨
カフェの片隅から
そっと外を見つめる


あなたは海外に行った
仕事の辞令で
いつ戻ってくるんだろう
職場にぽっかり穴が開いた


毎日「おはよう」が聞こえた
それがなくなった
相変わらずにぎやかな職場だけど
あなたがいないのは寂しい


そんなそぶりも見せずに
私は会...

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長かった髪を
思い切って切った
長い髪が好きな
あなたがいなくなった


床に切り落とされた
私の髪
これがあなたとの思い出なのね
なぜか悲しくない


鏡に映った別人の私
あなたとの思い出に
ふけることなく
一歩を踏み出せたらいいわ


短い髪が
蔽いきれない首筋が
風に吹かれて
寒さを連れてくる...

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伝言版

伝言版に書く
あなたが来ると信じて
昔の恋人たちのように
願いを託して


あなたは見てくれるだろうか
私に気づいてくれるだろうか
いつでも待っていることを
わかってくれるだろうか


携帯のメールより
温かみがある伝言版
一文字一文字に思いを込めて
ひたすらあなたを待っている


携帯のベルが鳴ら...

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ハロウィンの夜

いつからだろう
始まったハロウィンの季節
街はかぼちゃと
オレンジ色に変わる


仮面をつけて
舞踏会に出かけよう
誰かわからないから
あなたとも踊れる


ひと時の至福の時
音楽は滑らかに
あなたのリードも滑らかに
心が溶けていく


曲が終わった
ほんの短い逢瀬だった
あなたの手のぬくもりは
し...

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かくれんぼ

好きだった
いつもいつも
陰に隠れて
そっと見ていた


好きだった
同席する時は
ドキドキだった
聞こえてないだろうけど


好きだった
いつも笑顔なあなたが
笑顔で辛くないのと
聞きたかった

好きだった
でもあなたにはあの子がいる
もうすぐ結婚式
秋の明るい日の中で


もらった招待状
泣きな...

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