Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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秋の恋

イチョウの葉
路に広がる
秋の日に
思うは去年の
風景よ


君ときた
この街路樹の
通りを今も
人多からし
秋日より


はらはらと
落ちり舞い散る
イチョウの葉
拾って帰ろう
思い出に


今頃は
どこで秋を
迎えしか
銀杏の実に
君思う


涙はもう
流れることは
ないけれど
銀杏の実に
募る...

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去っていくあなたの肩に
見送っている私の肩に
雪はしんしんと
積っていく


別れのワンシーン
雪がまるで映画の
ワンシーンのように
二人の間に降り積もる


こんな日がくるなんて
別れる日がくるなんて
思いもしなかった
あなたはどうなの


涙を添うように
雪はふり続ける
あなたの影が消えてゆく
...

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約束

毎回する約束
別れ際にする約束
他愛のないことだけど
二人の愛を確かめる


指の温もりを
確かめていたはずなのに
あなたは突然消えた
さよならも言わないで


私は一人泣いた
あの温もりは何だったの
私が子供すぎたの
あなたの心はどこ


そっと小指を触れてみる
彼の温かさが
残った小指
こんなに...

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薄雪

足跡が二つ
並んで歩く
四つ角に来て
ふと立ち止まる


ここからは
あなたの足跡と
私の足跡
薄雪の上で別れていく


何がそうさせたのか
触れないで別れて
寒さに耐えながら
涙が落ちるから


冬の日の暮れは早く
時間とともに夕暮れに
ここまでの道は
何だったんだろう


別れて歩いても
私のこ...

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旅~京都~

秋の京都に
もみじがはらはらと舞う
真っ赤になった川面も
ゆっくりと流れていく


今日は一人で来た
あなたを誘えば
きっと来たのに
誘いはしなかった


私はあなたの何なの
優しさは本物なの
愛してくれているの
そこが知りたくて


一人京都を回りながら
時折足を止めて
考え込む
あなたは愛してい...

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