川上の
波打ち際に
ふと
目をやれば
人生も
さほど
短きものはなし
3月31日 だというのに
大きな ぼたん雪が 降る 寒い 夜だった
まるで  私の こころ の よう
大きな  大きな  ぼたん雪 が
天から 大地へ
次から 次へと   降りそそぐ
あなたは  今
どこで 何を 考えて いるの
二人の こころ は
再び 結びつくことは  ないの...
あなた との 思い出 が
あの 曲がり角   この 路地 に
思わず 立ち 止まらせる
あなたが 言った 言葉 が   胸 に 溢れ
憎しみに  唇 が 震える
今 の 私には  あなたしか 見えないの
あなたが 約束 の 日 に 来なかった 時
私は 二時間 も 待ちました
あの ...