Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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雨のガラス窓

雨のガラス窓
うっすら曇っている
指でいらずら書きをする
ハートが泣いて行く


出合いも雨だった
別れも雨だった
雨のつきまとう
私たちだったかもしれない


紅茶がさめていくように
香りをなくすように
私たちもさめて行った
香りもうすまっていった


誰のせいでもない
なんのせいでもない
ただす...

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貝殻

海の音が好きだった
ひいては戻るさざ波の
音を聞くのが好きだった
心にしみこんでいった


昇っていく朝陽
沈んでいく夕陽
何時見ても海は
私たちを包んでくれる


こんな景色を
あなたと見たかった
でもあなたは遠くに行く
白いウエディングスーツを着て


笑顔が素敵なあなた
今日も輝いているだろう...

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流れ星

流れ星が一つ
音もなく流れて行った
願い事を3回言うと
願いがかなうと言う


あんな短い間に
3回言うのは至難の業
かなう願い事が少ないのか
流れ星の意地わるか


雨上がりの明るい空
ベランダから見えるものは
親しげな家の明かり
懐かしい故郷


あなたも今頃
ベランダに出て
家家の明かりを見て...

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あなた…

日曜日の昼下がり
コーヒーを飲みながら
ふと考えてみる
彼のこと 私のこと


出合って3ケ月の
突然のプロポーズ
私の薬指には
まだリングが残っているのに


現実が崩れたのは
2年前だった
愛する人を失い
生活の色も失い


ただただ泣いた
それしかなかった
出来るものなら
ついていきたかった
...

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雨の日の出会い

昨日降った雨が
木々の葉から滴る
水たまりには青空が映り
弱い風が心地いいえる


今は雨の季節
だから晴れ間が嬉しい
陽の光は眩しいけれど
夏はもう少し後でいい


忘れた頃に降りだす小雨
傘の花が開く
色とりどりもそれは
この季節の衣かもしれない


あなたを思い出すのはこんな雨の日
水たまりに...

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