秋の一日に
体を寄せ合って歩く
あなたの体温がいとしい
私の体温が移りこむ
腕をからみながら歩くあなたもおなじだtt
いちずな夢を見ていた
それはあなたも同じだった
何時か二人は結ばれて
いとおしい時間を過ごすはずだった
信じていた
泣いた
思い切りないた
切なくて泣いた
気持ちを整理できな...
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秋の一日に
体を寄せ合って歩く
あなたの体温がいとしい
私の体温が移りこむ
腕をからみながら歩くあなたもおなじだtt
いちずな夢を見ていた
それはあなたも同じだった
何時か二人は結ばれて
いとおしい時間を過ごすはずだった
信じていた
泣いた
思い切りないた
切なくて泣いた
気持ちを整理できな...
量雑誌を開きながら
少し早いけど
クリスマスに行く
白銀の世界を
あなたと決めていた
「どこがいいかなぁ」
頭をひねるあなた
ほほ笑むだけの私
あなたの笑顔さえあれば
どこだっていい
「やっぱりあそこがいいんじゃない?」
彼がアルバイトをしていた高原
知り合った私たち
私たちの軌跡を作ってく...
忍び寄る秋は
木の葉を赤く染めて
いつの間にか
カサカサと
足音を立てる
カフェの片隅で
そんな風景を見ている
あたたいカプチーノは
シナモンの香り
シュガーを抜いたほろ苦さ
向かい側に座るのは
誰もいない
あなたがいなくなって2度目の秋
ぬけだせないまま
季節が過ぎていく
通り過ぎるの...
一人で歩く道は
疲れてさびしくて
右側が空洞で
あなたの影が辛くて
道の長さを伝えられる
秋の道はきれいで
色々なカップルがいて
楽しそうに歩いていて
木の葉が風に吹かれて
はらはらと散って
アルバムに張った銀杏の葉は
黄色を残したまま
枯れることもなくて
思い出を残して
心が痛くて
な...
金木犀の咲く頃
うっすらといい香り
道に香りを巻きながら
心を癒してくれる
金木犀の咲く頃
小さな花が落ちる
香りを残しながら
鮮やかなオレンジ色に染まる
金木犀の咲く頃
あなたから届いた一通の手紙
結婚するよとの招待状
私の心は届かなかった
彼女がいることは知っていた
私の片恋だった
...