チビとオオカミ オーク襲来
- カテゴリ: 小説/詩
- 2012/11/18 00:32:10
国境線に迫るオークの数は万を超えていた。ありえない数だ。今までなら絶望さえ覚えるところだ。今は違う。蹴散らせる。不思議とそう感じた。地平線すべてを埋め尽くしているオークの群れ。豚の顔をした魔物。魔物らしく赤い目を光らせて、手には巨大な斧を持ち、前だけを睨んで歩いて来ている。サラがオオカミから人の姿...
グイ・ネクストのつぶやきなどを日記でつづっております。
あと詩をつぶやいたりします
感謝の言葉を発信していきます
国境線に迫るオークの数は万を超えていた。ありえない数だ。今までなら絶望さえ覚えるところだ。今は違う。蹴散らせる。不思議とそう感じた。地平線すべてを埋め尽くしているオークの群れ。豚の顔をした魔物。魔物らしく赤い目を光らせて、手には巨大な斧を持ち、前だけを睨んで歩いて来ている。サラがオオカミから人の姿...
死を見つめている。
死を見つめてきたから…男は「禁断の石」を精製できた。
大陸統一という偉業を成し遂げた。だが死ねなくなった。
死ぬことのできない男が…自ら死ぬために新たな兵器を作った。
そしてもっとも親しい後継者にその「兵器」を渡した。またすべての「兵器」を...
サラはオオカミの姿で荒野を歩きながら、自分はどこへ行くのだろう?と、考えた。姿の変わり果てた家族と出会い、自分は一体どこへ行くのか?
帰りたい…。リルルのところへ…。
リルルは私を受け入れてくれるだろうか?
わからない。
リルルは光の杖、ガイアの所持者&helli...
荒野に黒毛のオオカミがいた。 何も無い野原。あえて言うならば「クレーター」。 「クレーター」の中心に黒毛のオオカミは倒れていた。 大和国の西にある飛鳥国(あすかこく)そのものが消滅していた。 ただオオカミがいた。背中に肌身離さず「闇の杖、ニュクス」を背負っていた。 死んでいるのかと、そいつのそばに...
闇夜の中をボクは歩いて行く。
自分の存在を知るために。
今から向かう先には無数の鬼がいる。
トカゲの顔をした鬼は徒党を組んで、組織的に動き、片手剣と、円形の盾で攻撃を繰り出して来る。
その鬼たちを苦も無く、倒す女性がいる。
長い黒髪で赤い目をした彼女の獲物は「闇の杖、ニュクス」
その武...
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