Nicotto Town ニコッとタウン

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眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

貧相な語彙センチメンタル

Ⅰ. 液晶の玉座青白い光に照らされた顔
世界を知った気でいる、狭小な部屋の王
コピペされた孤独と、借り物の絶望を並べ
自分だけが特別だと、夜毎に溺れるお前の叫びは、誰の胸にも届かない
ただ、タイムラインの塵として消費され
乾いた「いいね」の数だけ
その安っぽい魂が、摩耗していくだけだⅡ. 肥大化した...

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語彙の貧困は、思考の貧困

Ⅰ. 家畜の咆哮(ほうこう)言葉を持たぬお前は、ただの肉塊だ
誰かの使い古した定型句を貪り、吐き散らし
自分が悲劇の主人公であると盲信する狂態
お前の言う「孤独」や「絶望」など
そのへんの泥水よりも価値が低い語彙の餓死者よ、鏡を見るがいい
そこに映るのは、独自の思想など1ミリも持たず
ネットの汚物を...

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安易な感傷と、幼稚な全能感

Ⅰ. 記号の檻わずかな手札の、手垢のついた言葉
それすら正しく扱えず、ただ吠える
語彙の貧困は、思考の貧困そのもの
浅瀬で溺れるお前の「絶望」は
あまりにも軽すぎて、誰も見向きもしない言葉を知らぬ者は、己を知る術も持たない
ただ、誰かが吐き捨てた流行り病のフレーズを
自分の血肉だと勘違いして、悦に浸...

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連作詩『月よりの使者』

I. 青い手紙銀色の馬車が 夜の梢をすぎてゆく
誰も気づかない しづかな時刻(とき)に
窓をひらいて待つてゐる 僕のために
見知らぬ國の あおい手紙をたづさへてそれは君の まだ知らない物語
透明な記憶の底に 沈んでゐたもの
使者はそつと 机のうえにそれを置き
冷たい指先で 僕のまぶたを閉ぢてゆくあし...

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月よりの使者 1

かすかな青いひかりをあつめて
しづかに 夜の窓辺に降りたつものがある
それは遠い記憶のやうに
誰も知らない言葉を運んでくる君が昼のあいだに忘れてゐた
ちひさなため息や 傷ついてゐたこと
それらをすべて やさしい影につつみ
冷たい銀の指先で そつと撫でてくれる「ねむりなさい」と声がする
風の吹かない部...

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