電車に座り
流れる景色を見ている
後ろ向きに流れていく景色は
過去へのタイムトラベル
目をつぶると
時間が過去へと戻っていく
次の駅に着くと
そこはいつの時代なのだろうか
扉が開くと
懐かしい声と香りがした
そこにはやさしさの溢れる
母の姿があった
電車に座り
流れる景色を見ている
後ろ向きに流れていく景色は
過去へのタイムトラベル
目をつぶると
時間が過去へと戻っていく
次の駅に着くと
そこはいつの時代なのだろうか
扉が開くと
懐かしい声と香りがした
そこにはやさしさの溢れる
母の姿があった
駅のホームの柱の横に鍵が落ちていた
金色の大きなファッションキー
おもちゃっぽいので
誰も拾わない
でも
実は魔法の鍵だったりして
好きな扉を
自由に開けられる
季節の扉も開けられる
心の扉も開けられる
さて
何の扉を開けましょうか
いまから・・・
何故か人ごみが好き
落着くから
ざわめきはリズム
そのなかに浮いている感じ
すれ違う人は波のよう
仮面をかぶった水の分子達
リズムに乗って
波を切り裂いていっても
次から次へと
押し寄せてくる
やっぱり黙って
ゆったりと浮いているのがベスト
私の仮面はどんな仮面?
ショーウィンドウに映る...
生きる
とにかく生きる
死神の微笑に
負けないように
生きる
とにかく生きる
明日を見るために
全力で生きる
いっしょに
生きる
あなたと
雨
窓の外
今、雨が降っています
雨の音って
なつかしい音
雨の色って
つめたそうな色
雨も恋をするのでしょうか
その時、音も色も少し変わるのでしょうか
たのしそうな音に
あたたかい色に変わるのでしょうか
窓の外
今、雨が降っています
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