Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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夕焼け

夕焼けを見るたびに
あなたのことを思い出す
二人で見ていたそれは
明るく照らしてくれていた


あなたは夕焼けが好きだった
橋のたもとで
丘の上から
海の砂丘で


夕暮れを待つそれは
一日を終える
空のイルミネーション
ゆっくりと沈んで行く


あなたと行った神社で
買った一つのお守り
手のひらに...

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チョコレート

まだ1ケ月ちょっとある
告白あの日に
どんなチョコレートを贈ろうか
思案する私


恥ずかしくてできないかも
それでもチョコレートは持っていく
「もらってくれますか?」
その一言でいい


思えば去年の告白も
結局はできなかった
用意したチョコレートも
涙に濡れていた


今年は違う
彼は彼女と別れ...

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願いを込めて

今夜も満天の空を見上げる
あなたもきっと見ているだろう
降るような星空を見上げて
あなたの心も降ってきたらいいのに


いつしかすれ違っていた二人
心が通じがっていなかった
あんなに愛した二人なのに
深い溝が待っていた


あなたが悪いんじゃない
私が悪いんじゃない
こんな日が来るのは
予想できなか...

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夕暮れの橋

橋の袂から
川面を見つめる
いつもそこには
君の姿がたたずんでいた


悲しい表情のそれは
僕のそれと同じ
今までの恋を失って
呆然としていた


声もかけられなった
悲しい者同士
近づいても
空しい想いでしかない


いつしか彼女は来なくなった
どこかで悲しみを癒しているのか
新しい恋を見つけたの...

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春を待つ

梅の咲く頃に
春の足音が聞こえる
君と手をつないで
花を見に行ったのはいつのことだろう


今年はまだまだ
冬のさなかだけど
枝の中には
春の訪れを待つ芽がある


「赤い花が好き」
君は言った
紅梅のように
頬を赤く染めながら


あの道を一人歩いてみる
北風が背中を打つ
あの日つないだ手は空虚で...

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