友達から届いた
結婚式の招待状
好きだったあなたと
白いドレスを着た彼女
ずっとあなたが好きだった
友達の恋人と知りながら
その存在だけでもよかった
あなたと会えるだけでも
追いかけてもあなたには
追いつけなかった
背中を見せて
どんどん歩いて行くあなた
この想いを抱えながら
見るのは辛...
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友達から届いた
結婚式の招待状
好きだったあなたと
白いドレスを着た彼女
ずっとあなたが好きだった
友達の恋人と知りながら
その存在だけでもよかった
あなたと会えるだけでも
追いかけてもあなたには
追いつけなかった
背中を見せて
どんどん歩いて行くあなた
この想いを抱えながら
見るのは辛...
お揃いのリング
外したのはあなた
なぜ どうして
涙が頬をつたう
「ごめんな」
その一言で
私の心は
涙をぬぐえない
悲しい物語
こんな日がくるなんて
映画のワンシーンのよう
でも私たちのこと
追いかけたい
でも足が動かない
追いついてもあなたは
困った顔をするだけ
好きだったあなた...
朝
快晴のブルー
陽射は暖かくて
一時季節を忘れる
日陰には
先日の雪が残っていて
多分それも
溶けていくだろう
あなたへの想いも
冬の間の木々の芽ぶきのように
じっと抱いていた
春を待つように
こんな晴れた日には
新鮮な空気をたっぷり吸って
胸の想いに息を入れよう
こわばった想いも溶け...
小さなお雛様を飾った
桃の小枝に小さな菱餅
桃の節句にはまだ早いけど
早春を運んでくるお雛様
この雛人形は
あなたが買ってくれた
「かわいいね」と言いながら
白酒の代わりにワインで乾杯
小箱から取り出した時
思い出がよみがえる
デパートの店先で
あなたが選んだ雛人形
ぼんぼりの代わりに
...
昨日見た夢
あなたと手をつないでいた
二人おかしそうに笑っていた
笑い声で目が覚めた
昨日見た夢
木々の葉が眩しい季節
初夏を思わせる道
眩しさで目が覚めた
今頃あなたはなにをしているだろう
故郷に帰って仕事をしているだろう
父親の仕事を継いで
奮闘しているだろう
行っちゃいけないかしら...