木枯らしが吹くにはまだ
季節は早いけれど
寒い風が吹いて
私の心をかじかませる
暖めてくれるあなたの手もなく
でも ぬくもりは消えず
追いかけるでもない私の
乾いたはずの目を濡らす
季節が変わるそのたびに
何を思っていたのだろう
まばゆい季節はもう過ぎ去って
それを追うように去って行ったあな...
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木枯らしが吹くにはまだ
季節は早いけれど
寒い風が吹いて
私の心をかじかませる
暖めてくれるあなたの手もなく
でも ぬくもりは消えず
追いかけるでもない私の
乾いたはずの目を濡らす
季節が変わるそのたびに
何を思っていたのだろう
まばゆい季節はもう過ぎ去って
それを追うように去って行ったあな...
気のきいた事を言えない僕
君の肩が震えていても
何の慰めも出てこない
君の背中をそっと包んであげられたら
でもそれはできない
恋を失った君の手には
何が残っているのだろう
ただ流れ落ちる涙を見せないで
唇をかたくむすんで
何もかもかもから避けるようなしぐさ
君の心に僕が映ることは
今はあり得...
強い風が吹く度に
季節が一つ変わっていく
いつの間にか季節はもう
足元に忍び寄って
長く影を落とす
移ろうそのなかで
生き残った者は何だろう
心も崩れ去って
つなぎとめようとしても
手のひらから落ちていく
もう少ししたら
色づく季節が来て
その中を歩きながら
過ぎ去ったあの頃を思い出しても
...
あなたに私のすべてを
見せたら
あなたは去っていくかもしれないと
思った私の心は
本当の愛だったのでしょうか
恋におびえたこの心を
抱えながら
あなたと過ごした日々は
もしかしたらふりをしていただけだと
あなたは見抜いていたでしょうか
この日を迎えたのは
カレンダーがさし進めただけで
何の意...
「旅に行こうね」って言ってたのに
あなたの手のひらの切符は
片道切符だった
私の手のひらには
往復切符が残されて
あなたが向かったのは
どこの駅なんだろう
二人の愛の行方は
どこに行ったんだろう
考えても考えても出てこない
変わりゆく季節が
あなたの心も変えたのか
とどまることを知らない季節...