花屋さんの店先に
黄色のフリージアの花が並ぶ
黄色のその花達は
春の訪れをそっと示している
大好きなその花を
一束買って、部屋に飾る
春らしくなったそこが
新しい恋の季節を告げる
昨日までの暖かな日が
一転して今日は
冷たい風が吹きぬける
まだ春は遠いのか
私達の恋には
三度目の春は来な...
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花屋さんの店先に
黄色のフリージアの花が並ぶ
黄色のその花達は
春の訪れをそっと示している
大好きなその花を
一束買って、部屋に飾る
春らしくなったそこが
新しい恋の季節を告げる
昨日までの暖かな日が
一転して今日は
冷たい風が吹きぬける
まだ春は遠いのか
私達の恋には
三度目の春は来な...
先月渡したチョコレートが
私にとっての本命だと
あなたは気づいたかしら
きっとわかってないんだわ
だってあなたはたくさんもらったんだもの
君からのチョコレートは
今も大切にとってある
そんな僕の心を
君は知っているだろうか
だってみんなに配っていたから
あなたのだけにカードを入れて
でも 皆...
あの時なんて言ったんだろう
あなたと向き合って座って
どんな言葉が出たんだろう
罵りだったのか 泣きごとだったのか
今はもう覚えていない
悲しそうなあなたの顔も
私の心の中も
誰も見通せはできなかった
ただ流れる音楽だけが
静寂を連れて来て
誰がなんて言ったって
もう後戻りはできない
心変わ...
今日でさよなら
あなたと歩いた道にも
あなたと向かい合わせになったカフェとも
あの町で出会った木々にも
二人でほほ笑んだあの部屋とも
今はもう何もない
吹きすさぶ冷たい風が
何もかも持って行ってしまった
足元にただその影が
黒い影のように映っているだけ
もっともっと二人でいたかった
私の胸は...
昨日まで心地よく晴れた空が
今日はしとしとと泣いている
雨粒の中にはいつも
きらきした街の明かりが
消えそうに映っている
水たまりもできない
足元のアスファルト
小走りに急ぐ人の群れ
どこに行こうと言うのか
ただ立ちつくして眺めるだけ
傘も持たずに
カフェの屋根で雨宿り
分かっていたはずなの...