久々に一気に読めました。
帯をみて、同級生を殺したのかと思ったら
違いました。
担任の先生の幼い娘が殺された事件から話が始まります。
犯人探しではありませんが
それぞれの登場人物が一人称で語られ、
それがみごとに組み合わさっていき、
登場人物の、そして周りの人々の揺れや動きが丁...
久々に一気に読めました。
帯をみて、同級生を殺したのかと思ったら
違いました。
担任の先生の幼い娘が殺された事件から話が始まります。
犯人探しではありませんが
それぞれの登場人物が一人称で語られ、
それがみごとに組み合わさっていき、
登場人物の、そして周りの人々の揺れや動きが丁...
奥田英明の犯罪小説です。
「空中ブランコ」とか「家日和」など短編集は好きでした。
これは町工場の社長、チンピラみたいな青年、銀行勤めのOLが
それぞれ日々の不満からちょっとずつちょっとずつ
壊れていく、そして最後に絡んでいく話。
ほんの帯に「まるでハリウッド映画のようだ」とあり買っ...
気味悪いかなと思った題名でしたが
よく書店でみかけて気になり、文庫だったので買い、
ようやく読むことができた。
最初、「無痛」と事件がどう絡むのかわからず
気になり読み進めて、最後にやっぱり怖かった。
痛みがわからない犯罪者は、本当に怖いと思った。
出だしに2時間サスペンスのよう...
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