読書メモ 本を愛しすぎた男
- カテゴリ: 小説/詩
- 2015/02/21 19:28:24
作者;アリソン・フーヴァー・バートレット 副題「本泥棒と古書店探偵と愛書狂」★5
何とノンフィクション
友人の自殺した弟の部屋から図書館で盗んだと思われる稀覯本が発見されたことから「本泥棒」に興味を持った作者は過去の記録調査、古書関係者からの聞き取りを始める。
偶然アメリカ古書籍商組合の防犯対...
作者;アリソン・フーヴァー・バートレット 副題「本泥棒と古書店探偵と愛書狂」★5
何とノンフィクション
友人の自殺した弟の部屋から図書館で盗んだと思われる稀覯本が発見されたことから「本泥棒」に興味を持った作者は過去の記録調査、古書関係者からの聞き取りを始める。
偶然アメリカ古書籍商組合の防犯対...
続きで読んだ『美の秘密』 ★3
あらすじ
作家のフィッチ女史を訪ねて来た「悪魔のような」美青年リスリイ・シャールは周囲を魅了すると同時に嫌悪感も引き起こした。そして女史の甥とキャンプの夜に忽然と姿を消す。殺人の疑いありとしてグラント警部が捜査に乗り出す。
感想
結論から言うと事件の真相は面白いし、...
まだまだ忙しいですが意地で読書中
『フランチャイズ事件』
あらすじ
フランチャイズ家と呼ばれる屋敷に住むシャープ母娘はある日突然ベティーという少女に誘拐監禁され暴力を受け、労働を強要された。と訴えられる。少女の証言は詳細で状況はシャープ母娘に不利になっていく。
娘のマリオン(40代独身、無職)に助...
昨年11月から仕事で忙しく その反面、仕事がないときは読書中毒で乱読しています。ふと、歴史ミステリ「時の娘」で高名なジョセフィン・ティをまとめて読んだので 忘れないうちに書いておきます。(『魔性の馬』以外はグラント警部シリーズ)
『列の中の男』 評価★1
内容
劇場前の行列の混雑の中身元不明の男...
『狐火』
「狐火が燃えているよ」
驚いて振り向くと白い狐の面を被った少年が立っていた。
「なんだ、幸太か。おどかすなよ」
表情は見えないが不揃いな毬栗頭や色褪せたシャツは覚えがある。怒ってみせたが幼なじみの姿に安堵を感じた。眼を焼くような眩しい夕陽を受けたススキの原っぱで方向感覚を失い、...
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