別名に「たちきり」「たちぎれ」などもありますが、この落語は上方では珍しい人情噺です。とにかく上方の落語は笑わせることを中心に考えていたらしく、東京の「粋」を追求したものとは対照的なものでした。現在でも、上方と東京の落語では細かなところにその違いが見られますが、これは数少ない上方落語の人情噺としては傑...
TAKEのつぶやき
別名に「たちきり」「たちぎれ」などもありますが、この落語は上方では珍しい人情噺です。とにかく上方の落語は笑わせることを中心に考えていたらしく、東京の「粋」を追求したものとは対照的なものでした。現在でも、上方と東京の落語では細かなところにその違いが見られますが、これは数少ない上方落語の人情噺としては傑...
この噺、なかなか薀蓄のあるものでご存知の「八百屋お七」がヒントになってできたそうですが、その落ちが分かりにくいということがあったため今の落語に作り変えられました。【スジ】
植木屋幸右衛門は字の読み書きができないので、近所のお寺の和尚に代筆を頼んでいた。そこで、寺預かりの伝吉を見初め、一人娘のお光の婿...
別名「雀旅籠」と言う落語です。この手の噺は数は多くないのですが、時々聞くことがあります。不思議なことがあって繁盛するというのは落語のネタにはもってこいでしょうね。【スジ】
ある旅籠に見るからに金を持っていない男が泊まりにやってくる。案の定、数日たってもいっこうに支払う気配がない。たまりかねた店の主人...
ブラックジョークについて説明は要らないであろう。ただ、友人と話しをしていてダークジョークというものがあると聞かされた。
これは、宗教や社会問題さらには特定の事件など笑いのネタにしてはいけない禁じ手だそうである。
当たり前のことであるが、このようなネタはいくら可笑しくても笑ってはいけないのである。とこ...
この蛇含草(じゃがんそう)はもともと上方落語です。うわばみが登場する落語はいくつかありますが、これは話だけで登場しない落語です。
ところで、東京ではよく似た落語に「そば清」がありますが、蛇含草がモチーフになっています。また、その話の組立ての違いがなかなか面白いところと思います。【スジ】
ある男が隠居...