Nicotto Town


人生カカト落とし


右往左往。行ったり来たり。
本を読んだり、考えたり。
行き当たりばったりな日々のあれこれ。

李徴……キライだ

『草子ブックガイド』一巻、玉川重機/講談社刊とか。実は例によって古い文章お蔵出し。
休日に買い物に出て、当然のように書店に立ち寄った。しばらく行っていなかったので、妙な勢いがついて普段なら欲しくても買わないものまで買ってしまった。声優・坂本真綾さんが中島敦の「山月記」を朗読したCDと冊子のセット(星...

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『図書館の主』

表紙は、背表紙にラベルのついた本が並ぶ書架と脚立の上でそれを整理しているらしき男の絵。でもって題名は『図書館の主』、篠原ウミハル作、芳文社刊、帯を見るだにどうも、児童書がらみの話らしい。 なので、買った。
正直、絵は可もなく不可もなく、嫌いじゃないけど好みでもない。だが、読むと胸にクルものがあった。...

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『龍哭譚紀行』

夏期に放送していたアニメ版『神様ドォルズ』に、ああこんな話になってるんだ、続き読みたいなぁ、とぼやっと思った。実は原作が中途まで読んだところで既読本の山のなかに埋まってしまい、どこまで買ったかわからなくなっている。どうにか片付けて、続きを読みたくなった。
おなじアニメ化するのなら、原作者やまむらはじ...

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くおんの森 2巻 そして不思議の図書館

釣回和作『くおんの森』2巻、読みました。
ところでこの題名表記、本当はちょっと違っている。
作品の題名に使われている字も、作品中で主人公が迷い込む場所の名前も、「森」の「木」の字が全部「本」なのだ。

「本」三つの「森」、森羅万象の記録をもつ場所、あらゆる本が眠る場所。不思議の図書館。

この設定だ...

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『庭先案内』五巻

ずいぶん遅くなったけど、『庭先案内』五巻(須藤真澄/エンターブレイン)やっと入手。
いつもながらにほのぼのと優しい、ファンタスティックな世界が展開する。
独立した短編を集めた作品集で、どの巻から読んでも大丈夫だけど、過去の巻に出てきた登場人物の話にはおなじみさんに会う楽しさがある。

今回一番印象に...

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