「銭湯のお客さん」 恐い話 その五十四
- カテゴリ: マンガ
- 2010/08/14 14:09:32
今日は、兄ちゃんと近所の銭湯に行きました。
銭湯にはたくさんの人が来ていました。
僕達は、体を洗い、ゆっくり湯船に使っていました。
「もうすぐ閉めるから、あがる準備をしてね」
店主が言いました。
気づけば、二時間も銭湯にいました。
「そろそろ帰るか」
兄ちゃんが言い、僕達は湯船から上が...
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今日は、兄ちゃんと近所の銭湯に行きました。
銭湯にはたくさんの人が来ていました。
僕達は、体を洗い、ゆっくり湯船に使っていました。
「もうすぐ閉めるから、あがる準備をしてね」
店主が言いました。
気づけば、二時間も銭湯にいました。
「そろそろ帰るか」
兄ちゃんが言い、僕達は湯船から上が...
バスの外のきりの向こうに、耳をすまましました。どこへ消えたのか、運転手のけはいはありませんでした。
「ふみ、はやく」
「おねえちゃん、まって」
来た道をひきかえして、ころぶようにかけだしました。さっきのバス停までひきかえしさえすれば、しずおばさんの家はすぐちかくです。
でも、ますますふかいき...
文香は急にいやぁな感じがしました。運転手の頭が右や左、前や後ろにぐらんぐらん大きく揺れているのです。揺れた頭のまま、運転席からでてきます。立ち止まって、文香の方へ、ふりむきました。くすんだ土色の顔が、ゆがんでいます。目が合いました。
暗い穴のような目でした。そらしたいのに、そらせません。声も出せま...
バスがカーブを曲がってくるのがやっと見えてきました。山あいにぽつんとあるバス停です。土曜日の午後4時を過ぎています。バスを待っているのは、文香とおねえちゃんだけでした。
お姉ちゃんがバスをにらみます。
「本数はすくないし、こんなにおくれてるし、しずおばさんとこってほんとにふべんよね」
しずおば...