Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

泉、かむばっく

うちのマンションの前にちいさな公園ができた。
そのことを、ある雑誌にのせる予定のエッセイに書いた。
結びの一文というか、まあ、そんな感じで。

 家のマンションの目の前に、この春、公園ができました。湧水を元にした小さな泉があるのが嬉しいです。まだ芝も生育途中、植樹された木々も弱弱しく、全体的に緑...

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電話で。

きのう、おもいがけない人から
電話があった。

去年、趣味の話で、ちょっとだけ会話をしたひとだ。

爾来、彼の書いた書物を送っていただいたり、
こちらも、送ったり。

昨日は、山梨に、仕事できていて、
(というか、趣味…なのか、あまり趣味という
ことばをつかいたくない。彼やわたしにとっ...

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夜のずれた誘いが景だ。(お台場)

 ソラマチで関西から来た友人たちと待ち合わせをした。彼らはまだスーツケースをもったままだったので、宿泊先のホテルに荷物を置きに行くことにする。そこがお台場だった。
 以前、お台場に近い竹芝桟橋まで、自転車でもゆける場所に住んでいたこともあり、あの辺りはよく出かけたものだった。
 今は、少々離れた場所...

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いつもの公園に祭りが

朝、仕事帰りにいつもの公園を通りかかったら
イベントをやっていた。
民家園のある敷地内で、農家の歴史の企画展、
それと、ちょっとした市がひらかれていた。
地場野菜や梅干し、お菓子、木工製品、
布製品の販売、飲食スペースもあって。
ちょっとだけのぞいた。
梅干しと柿をかってかえる。
企画展はまだしばら...

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今日の発見

今日の発見。
ギュヤー。
空からきたない声がしたので、あおぎみると
電線にコサギがたくさん乗っかっていた。
カラスかハトかムクドリみたいに。
最近、鷺はあの美しい外観に反比例して
声がきたないということは知ったのだけれど
電線の上で集団生活をしているとは。
すぐ真下は鷺の糞でかなり白く汚れている。
...

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