ああ、あんなに美しかった闇が、少しずつ薄汚い灰色に濁ってまいりました。
東の空が白むたびに、私は自分の内臓がひっくり返るような、耐えがたい嫌悪感を覚えるのです。夜明け。
皆様にとっては希望の象徴なのでしょうが、私にとっては、それは無慈悲な「点呼」の時間でございます。
「お前はまだ、そこにいるのか」
...
ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。
ああ、あんなに美しかった闇が、少しずつ薄汚い灰色に濁ってまいりました。
東の空が白むたびに、私は自分の内臓がひっくり返るような、耐えがたい嫌悪感を覚えるのです。夜明け。
皆様にとっては希望の象徴なのでしょうが、私にとっては、それは無慈悲な「点呼」の時間でございます。
「お前はまだ、そこにいるのか」
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よくよく考えてみれば、私は生まれた時から、この世界の「おまけ」のような存在だったのかもしれません。
皆様が当たり前のように手にされる、あの「明日を信じる」という才能が、私にはどうしても欠落していたのでございます。人並みの顔をして、人並みの言葉を使い、人並みの悲しみに浸ってみせる。
そのたびに、私は自...
お恥ずかしい話ですが、私は昔から、皆様と同じ空気を吸うことができなかったのです。
皆様が「幸福」と呼び、大切に育てていらっしゃるあの温かな花園の匂いを嗅ぐと、私はどうにも、吐き気がしてならないのでございます。「異端」などという、いかにも格好のついた呼び名を与えていただけるのなら、これに勝る光栄はござ...
街の喧騒が遠のき、世界がモノクロームに染まる頃。
私は自分だけの聖域に、深く腰を下ろす。
ここには、奴らの卑屈な視線も、棘のある言葉も、届きはしない。琥珀色の液体を、ゆっくりと回す。
氷がグラスに当たる乾いた音だけが、
私が生きている証として、静寂に刻まれる。「さらば、今日という戦場よ」重い扉を閉め...
夜霧が街を包み込み、
奴の毒を含んだ言葉が、路地裏に響く。
だが、私の心には一滴の泥も跳ねない。私は知っている。
奴が振りかざす刃は、自分自身に向けられた怯えの裏返しだと。「お気遣い、感謝いたします」
その言葉は、私を護る冷徹な鎧。奴が何を喚こうと、私の価値は奴の口先にはない。
この胸の奥、誰にも触...
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