街は僕を包んで喚く(わめく)
- カテゴリ: 日記
- 2025/07/09 21:48:33
今、再び目にする高く険しい山々 荒涼とし、変わり果てた人の気配のない風景 それまでの眺めが地上の静けさと結ばれる 僕らは彷徨っていたのか 山や谷を見下ろしながら 弧空を漂い行く雲のように いきなり僕の目に飛び込んできたのは 群れをなし金色に咲き乱れる水仙たち 湖...
昔、昔ギリシャにゼウスという神がいました。
その末っ子の名前はヘルメス!
その800代目の子孫が僕ちゃん!
決して嘘八百ではありません。
自由気ままな僕は泥棒や山賊の守り神
今、再び目にする高く険しい山々 荒涼とし、変わり果てた人の気配のない風景 それまでの眺めが地上の静けさと結ばれる 僕らは彷徨っていたのか 山や谷を見下ろしながら 弧空を漂い行く雲のように いきなり僕の目に飛び込んできたのは 群れをなし金色に咲き乱れる水仙たち 湖...
演奏会で 『パパこの曲ワーグナーだよね』 『そうだよ!パパが大好きなワーグナーさ!』 『そこのお二人さん!ワーグナー、ワーグナーって騒ぐなー!』 『・・・・・(>_<)』
僕の手が伸びていって 見たことのない星をそっと捕まえた すると手は緩やかな灰色の坂になり ぼんやりとした義務感に強いられて 僕はその坂を上りはじめた 坂の中ごろで降りてくるあなたに出会った 坂の上に何かあるのかと訊くと 一言あなたは「夢」と言って静かに微笑んだ ...
みごとな壷が献上された。 この世のものとも思えぬ妖しい美しさに臣下の者どもが息を飲む中 若き皇帝は言った
『いつかこの宝も壊れる時がこよう その時、不注意で壊した者の命が失われぬよう 今余の目の前で打ち壊すがよい』 財宝よりも人の命が大事だと
壷を壊させた若き賢帝も
後にたくさんの家...
僕はなぜここにいるのか分からなかった この体に詰まった夢を 誰かにあげるためにやって来たのか
しかし、君に出会いその答えを見い出した 僕は愛と闇の戦いの中にいた だから静かさと喧騒の相克の狭間にいるとき 君の心を狂わせたかもしれない 題名を忘れた音楽のように 不意に聞こえて懐...