2011.4.12.眼差し
- カテゴリ: 日記
- 2011/04/13 06:23:31
幹線から少し奥まったところに
小高い丘がある
小学校の跡地を利用した建物が
今回の研修会場だ
グラウンドから
辺りを一望できるそこには
かつて
子ども達を迎えたであろう桜が咲き
勉強にやってくる
大人たちを迎え入れている
時折
花びらを舞わせ
風が吹いているこ...
幹線から少し奥まったところに
小高い丘がある
小学校の跡地を利用した建物が
今回の研修会場だ
グラウンドから
辺りを一望できるそこには
かつて
子ども達を迎えたであろう桜が咲き
勉強にやってくる
大人たちを迎え入れている
時折
花びらを舞わせ
風が吹いているこ...
どきどきして
わくわくして
しっかりと手を繋ぎながら
新しい場所を見つめる子ども達
これから始まる
新しい生活に
瞳を輝かせている
新鮮な気持ちを
一緒に感じながら
毎日の一歩ずつを
一緒に進んでいきたいと
そんな風に願う
桜の花びらの舞う
あたたかい庭で
陽射しが心地良い
お昼前の町を
自転車を直すために
お店まで歩いた
走り抜けている道を
ゆっくり歩いてみると
気が付かなかった
いくつかのことを
改めて見つける
当たり前に
走り過ぎていた場所で
忘れていた何かが
ゆっくりと頭を過ぎる
当たり前に
...
夜明けを迎えた
まだ外は暗い
夕べの雨が
静かに続いている
薄暗い空の下は
まだ目覚めない町
自然に心が静まる
しんとした空気に包まれている
意外にも雲は
予報より早く流され
すっかり昇った日が
急激に辺りを照らす
目覚めれば
動き出す町
暖かな光は
...
川沿いの道を
いつものように歩く。
柔らかな木漏れ日が
辺りを包み込んでいる。
ゆっくりと深く吸い込んでみれば
花の香りがほんのりと染みている。
柔らかに漂う
春の匂い。
包まれて
穏やかに満たされる。