2011.4.30.ソラノオト
- カテゴリ: 日記
- 2011/05/01 08:37:14
静かな静かなお昼時
窓から飛び込むカゼノオト
一緒に運ばれやってきたのは
ぱらぱらざあざあアメノオト
次第に雨足強まれば
やってくるのはカミナリサマ
布に包んだ太鼓のように
篭った音を響かせる
みんなでがやがや遊んだ後は
も一度風に運ばれて
静かな静かなお昼時...
静かな静かなお昼時
窓から飛び込むカゼノオト
一緒に運ばれやってきたのは
ぱらぱらざあざあアメノオト
次第に雨足強まれば
やってくるのはカミナリサマ
布に包んだ太鼓のように
篭った音を響かせる
みんなでがやがや遊んだ後は
も一度風に運ばれて
静かな静かなお昼時...
散歩をしている
お爺さんとお孫さん
ちいさな笑い声が
握られた手から生まれる
路地をゆっくり進む
運送屋さんの車
出迎えたお客さんと
にこやかに話している
心が穏やかになる
優しい陽射しの下で
雀の声が聞こえる
カーテンの向こう側
少し明るくて
雨の音は止んでいる
そっと開けてみれば
一面の白
少し冷たい風が
ゆっくりと掃って
一日の始まりを
そっと教える
空が紺に染まるとき
部屋の明かりは眩しく見える
それまでどこかに
いたのだろう
星の明かりが見えるまで
コウモリたちが羽ばたいた
外灯が眩しく照らす頃
空はすっかり夜の色
風が運んだ仄かな香りは
木々にこもった花たちか
そっと息を吸い込めば
時の経つのを忘れそう
...
晴れ渡る
空を見れば
あったことさえ
信じがたい
一瞬の通り雨
いちどきに
やってきて
すっかりと
空気をかえる