2011.7.1.水溜り
- カテゴリ: 日記
- 2011/07/02 09:47:09
お迎えの時間がやってきた
夕方の少し前
突然の大雨で
辺りはすっかり水浸し
早く着替えて洗濯を
そんな大人たちを前に
子ども達は大はしゃぎ
お気に入りの傘に
真新しい長靴で
思い切り良く飛び込んだ
得意気な顔の輝き
夕立が残していった
子ども達への贈り物
お迎えの時間がやってきた
夕方の少し前
突然の大雨で
辺りはすっかり水浸し
早く着替えて洗濯を
そんな大人たちを前に
子ども達は大はしゃぎ
お気に入りの傘に
真新しい長靴で
思い切り良く飛び込んだ
得意気な顔の輝き
夕立が残していった
子ども達への贈り物
早朝
窓からの冷気で目を覚ます
空は
うっすらと赤みを帯びている
東の裾からにじみ出た
まだ隠れている太陽の
どこか激しさを含みつつ
それでいてどこか柔らかな
じんわりと広がる
水彩に近い赤
流れ込む冷気と共に
優しく世界を染め上げる
集合場所は
田んぼの近くだった
友だちと顔を合わせると
特に今の時期は
ドジョウやオタマジャクシ
カエルにザリガニ
わくわくしながら覗き込んだ
登校前の用水路
大人になり
家と職場を行き来する毎日になったけれど
通りかかると思い出す
水の中の
小さな仲間たち
夕陽の残した僅かな朱に
西の空が仄かに染まる
その同じ頃東の空は
呼び寄せられた夜を告げる
濃い青色に染まっている
影の色した山の背負う
空に広がる深い青は
遥か南で覗き見た
透き通る海を思わせる
空を一面覆うのは
灰色をした雲の繋がり
太陽を遮って
風と共に暑さを和らげる
その風が時折
雲を流して切れ間を作り
顔を覗かせる空は
やはり抜けるように青い
次第に色を濃くすれば
それは雨を落とす雲
風と共に駆け寄って
足早に去っていく
雲に伺う
空のご機...