2011.10.17.ほっと一息
- カテゴリ: 日記
- 2011/10/18 06:19:35
「忙」という字は
「心を亡くす」と書く
忙しい日には
日頃のことさえ忙しない
忙しくしていると
一層慌しくなって
慌しさの中では
気持ちまで忙しない
少し立ち止まって
深呼吸
亡くしかけた
心が甦る
「忙」という字は
「心を亡くす」と書く
忙しい日には
日頃のことさえ忙しない
忙しくしていると
一層慌しくなって
慌しさの中では
気持ちまで忙しない
少し立ち止まって
深呼吸
亡くしかけた
心が甦る
良く晴れた日に
窓を開ければ
爽やかに吹き込む
優しい風
良く晴れた日に
表を歩けば
心地良い大気が
柔らかに包み込む
仲秋の晴れ間は
眩しさよりも
爽やかで温かい
日差しが心地良い
木の葉の揺らめきに
そっと香りを乗せて
冷気と共に
頬を横切る
薫り高い使者は
姿を隠しても
気配を辺りに伝え
秋の深まりを
柔らかに告げていく
夜風の吹く街
冷気が肌を過ぎる
風は雲を掃い
幾重にも塗られたような
深みのある黒を
私の瞳に映し出す
ほんのりと
赤みの差した月
真下に一つ
星を宿らせて
漆黒の中に浮かび上がる
空を覆う薄い雲
その向こうにぼんやりと
光って浮かぶ丸い月
ただ柔らかにうっすらと
辺りを優しく照らしてる
いつしか風が運び去り
今度ははっきり輝いて
やっぱりそこに浮かんでる
辺りを照らす優しい色は
心に優しさ響かせる