2011.11.26.雪の連峰
- カテゴリ: 日記
- 2011/11/27 11:31:20
列車の窓からは
遠くの山が見える
早朝の構内は
どこか静かで
アナウンスを待って乗り込めば
心地よく揺れて走り出す
青い空に映える
白い雪の峰
季節の便りは
すぐそこまで来ている
列車の窓からは
遠くの山が見える
早朝の構内は
どこか静かで
アナウンスを待って乗り込めば
心地よく揺れて走り出す
青い空に映える
白い雪の峰
季節の便りは
すぐそこまで来ている
白い息が
ふわりととける
見上げた空
静かな夜
月と雲は
今夜はお休み
キラキラ瞬く
数々の星々
伝説に聞く
牡牛とオリオン
姿を求めて
光を辿れば
瞳の中は
夜空で一杯
どこまでも広く
どこまでも深い
漆黒に浮かぶ
古人の夢
冬の到来に備えて
木々は枝葉を落とす
木の葉たちは風に乗り
一斉に舞えば
空をに染め
ひとたび地に下りれば
小走りで地を渡る
気紛れな風と遊ぶ様は
寄せては返す波のようだ
目に美しく
くるくる踊り
次の季節を
耳に囁く
くるくると踊る
夜空けが来るのは
いつもと変わらないけれど
空の色が変わらないと
夜が続いているようだ
冬の色をした雲は
どこか重たげで
時折風が吹いても
ゆっくりした歩みを止めない
どこまでも
空を渡って
静けさを運び
いずれ雪を呼ぶ
空を見上げると
夜が淡く解けている
それは
うっすらとした白に変わり
足元を
仄かに紅く染めている
白い息を吐きながら
町に歩み出してみれば
姿を見せない太陽の
遥かな淡い光を受けて
背の高い木々や山が
暖かな色を纏っている
満ちる空気は
冷たいけれど
...