Nicotto Town


アストンのつぶやき


   

2012.2.16.駆け足で時は過ぎて

太陽の見えない空は

時の流れが止まって見える


朝なのか昼なのか

窓の向こうを区別の付かないままに


気が付けば夕刻を迎えている


楽しさも


慌しさも


時を忘れる程であれば

どこか夢見心地で


帳を迎える頃には

心地よく疲れている


満ち足りた心を

星の瞬きに乗せれば

...

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2012.2.15.雲が晴れたら

雲が晴れたら

朝日が覗く


朝日が覗けば

笑顔が開く


笑顔のあとには

心が温い



雲が晴れたら

星が煌く


春の予感を携えて


冬の星座が

空一杯

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2012.2.14.木立と雲

灰色の空に向かい

まっすぐに伸びる幹


天を仰ぎ

葉を落とした枝を広げ


寒さの満ちる大気を

全身で受け止める



凛として佇み

渡り行く雲を見送れば


ざわめきに似た風を呼び

今日の一日が動き出す

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2012.2.13.雨足と水面

小さな輪が幾つも浮かぶ


受ける度に広がって

ぶつかっては消える



足を止めた窓際

ああ雨だと気付く



窓を横切る先の

水溜りの面



冷気の満ちる街に

静かに湛えながら



時の移ろいを

眺める瞳を



そっと掃って

足音を残しゆく

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2012.2.12.風の運んだ陽だまり

差し込んだ光は

瞬く間に雲の向こう


夜明けを告げた朝日と

しばしの別れ


街は動き出しているけれど

どこか静かに感じられる



冷たい風が

そっと雲を流した



青い空が広がって

風景は一変


穏やかなざわめきが

陽だまりに集まった

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