2012.2.28.青空の朝
- カテゴリ: 日記
- 2012/02/29 06:27:27
朝日が昇ってきた
背に受けて歩みを進める
聳える木々の頭上
どこまでも空が青い
冷たさの心地良い
澄んだ空気に包まれて
一日の始まりを
瞳の中に吸い込む
朝日が昇ってきた
背に受けて歩みを進める
聳える木々の頭上
どこまでも空が青い
冷たさの心地良い
澄んだ空気に包まれて
一日の始まりを
瞳の中に吸い込む
いっぱいに広がる
刷毛で塗られた
黒い絵の具のように
いっぱいに広がる
遥かに見える
水平線の水面のように
音の無い世界に
ただ瞬きを乗せて
夜空は
見上げた瞳の中に
いっぱいに広がる
明日を迎えるための
優しい帳を下ろして
寒さが過ぎて
穏やかに始まった週末
一晩明ければ
冷気の満ちる夜明け
さえずりに
春を予感しつつ
天候が変われば
気分は逆戻り
行き来する寒暖の
運ぶ気候の移り変わりに
移ろう時の
流れを思いながら
風の運ぶ先の未来を
そっと見守って
買い忘れに気が付いて
近くのお店まで出掛ける
日はすっかり暮れて
空には星が瞬いている
公園の脇を抜けると
車が行き交う道
静けさの後には
ライトさえやかましい
買い物を済ませて
再び静けさの道へ
足音だけが響く
穏やかさの風景
そこだけ浮かんで見える
降り続けた雨の後
小さな足跡が
沢山行き来して
辺りの土が
窪んでいたのだろう
広く浅い
大きな水溜りが
ブランコを囲んで
まるで湖のよう
夕方に傾く
空の色をそっと写して
どこか幻想的に
日常の風景を魅せる