2012.3.27.晴れ渡り
- カテゴリ: 日記
- 2012/03/28 06:14:34
西を足元に
白い光が染み渡る
真昼の色は遠くへ
淡く青く溶けて
朱と紺の境には
夕焼けの眩さ
輝きを表す色の名は
金と言っただろうか
燃え上がり街を照らし
下り始める帳さえ
煌きを湛えるままに
暖かく包まれて
ゆっくりと時が移る
西を足元に
白い光が染み渡る
真昼の色は遠くへ
淡く青く溶けて
朱と紺の境には
夕焼けの眩さ
輝きを表す色の名は
金と言っただろうか
燃え上がり街を照らし
下り始める帳さえ
煌きを湛えるままに
暖かく包まれて
ゆっくりと時が移る
冷たく吹き抜けて
それはまだ冬のよう
朝日は眩しいくらいだけど
漂う空気は震える程
上着に身を包み
いつもの道を歩く
いつの間に払われたのか
雲は途切れていて
広がる青空に
山が青々と聳える
いっぱいに吸い込んで
背筋を伸ばしたら
今日の一日を
明るく遠く臨...
射し込む光に
街が照らされる
車窓の向こうに
流れてゆく景色を見送れば
いつしか雲が広がって
世界はもう一度暗闇へ
気持ちまでどこか
もって行かれそうになっても
次の駅を抜ければ
再び青空に出会う
輝きと闇と
行き来する景色に
移ろう心を重ねて
僅かな光に
...
季節の変わり目には
出会いと別れがある
慣れ親しんだ一年が
新しい姿に変わる
志を新たにもって
自分の足で立ってみる
見慣れた風景が
新鮮な風になる
翼を整えて
一歩歩み出す
少し駆け足で
少しずつ支度を整える
新しい年に向けて
準備するものは沢山
慌しくも楽しみに
忙しさの中を
期待と共に駆ける
お天気は穏やかに
柔らかな光で照らし
動き出す季節に向かう
私達を包み込む