2012.5.10.スマイル
- カテゴリ: 日記
- 2012/05/11 06:01:06
用事があって
いつもと違うバス
偶然に気付く
見知った笑顔
普段の暮らしの中では
時が重なることは少ないけれど
知っているという
不思議な安心感
言葉は無いけれど
互いに穏やかに過ごす
用事があって
いつもと違うバス
偶然に気付く
見知った笑顔
普段の暮らしの中では
時が重なることは少ないけれど
知っているという
不思議な安心感
言葉は無いけれど
互いに穏やかに過ごす
帰り道
不意の挨拶
振り返れば
少しだけ
照れたような
懐かしい顔
送り出してから
実際は数ヶ月だけれど
何年も経ったようで
それでいて時を隔てず
喜びと共に
笑顔を交わしあう
日に映える
緑の葉を縫って
ひらひらと行き交う
鮮やかな羽
根元に目を向ければ
忙しく歩みを進め
子ども達の目を
一際輝かせる
春の目覚めから
暖かな季節を迎え
彩の豊かな大地に
踊り出す虫たちのこと
ふと目を覚ましたのは
明るさに気付いたから
夜明け前の窓の向こう
白んだ空に
雲が浮かんでいる
始まりを告げる朝日は
遥かな足元から
柔らかな光を放ち
全体を染め上げる
燈される明かりが
瞳の奥に広がる
見上げる夜空は
すっかり覆われて
星の明かりさえなく
漆黒に包まれている
暫く時が経てば
仄かにこぼれる光
僅かな隙間の向こうに
途切れた円の形が浮かぶ
大きな広がりは
創造の彼方へ
ゆっくりと昇り来る
満ちた月のささやき