2012.6.9.寒暖
- カテゴリ: 日記
- 2012/06/10 09:06:12
心地良い冷気と思えば
湿気が満ちて蒸す
気紛れなお天気に
一喜一憂しつつ
自然の営みはこういうものと
身を任せて達観してみる
雨は熱気を払い
風は雲を呼び
時の移ろいの中で
季節は巡ってゆく
心地良い冷気と思えば
湿気が満ちて蒸す
気紛れなお天気に
一喜一憂しつつ
自然の営みはこういうものと
身を任せて達観してみる
雨は熱気を払い
風は雲を呼び
時の移ろいの中で
季節は巡ってゆく
緑の葉を広げて
いつの間に開いたのだろう
道端にひっそりと
集った小さな薄紫
ふと向かいを見れば
花の形をした蕾
紫陽花が
染まる季節だけれど
時の進みは
花それぞれ
眠りから覚める日を
夢見ているのだろうか
そっと見送って
花開く日を思う
遮光グラスの向こうに
小さな黒い点が見える
オレンジの色は太陽
その前を時間を掛けて
ゆっくりと見えるのは
遥かな距離を渡るから
影にしか見えない
丸いおとなりさま
大地の小さな点から
じっと見上げれば
悠久の時に
そっと思いを馳せる
空を渡って
覆い尽くして
色合いを増せば
雨を呼びそう
傘の心配するけれど
火照りの冷めた
大気が満ちて
過ごし易さに心解ける
一喜一憂
しがちだけれど
変わるお天気
心の持ちよう
空が明るい
雲が覆っても
陽光はその向こうから
塒に帰るのだろう
静けさに向かうものたち
雑踏は夜に向かい
音も光も次第に落ちて
ゆるやかな足取りに
心地よく鼓動が合わさる