2012.6.20.風の跡
- カテゴリ: 日記
- 2012/06/21 05:19:08
しっとり曇りの夜明けには
過ぎた雨風跡残し
舞った木々の葉敷き詰めて
しっとり大地が潤って
行き交う人の心の内を
そう焦るなとなだめるように
かかる箒のされるがままに
しっとり小山に集ってく
しっとり曇りの夜明けには
過ぎた雨風跡残し
舞った木々の葉敷き詰めて
しっとり大地が潤って
行き交う人の心の内を
そう焦るなとなだめるように
かかる箒のされるがままに
しっとり小山に集ってく
短いつぶやきに
宛名が示されて
辿れば丁寧に
込められたメッセージ
紐解けば光放つ
それは
遺された手紙
※以下の内容は重めです。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
他人の心を見るように
自分の姿を見られたら
多少なりとも冷静に
走るべき時見えるだろう
歩く気持ちを忘れずに
今は少しの小走りで
人の振り見て
我が振り直し
優れた見本を
後世に残す
ざんざんざんざん
いちにちふって
あたりはすっかり
みずのいろ
あしあとのこすよ
よくじつまでも
しっとりむしむし
しょかのあめ
かぜさんはらって
きまぐれに
からりとのぞく
まぶしいひかり
てらりてらりと
やけつくも
まねいたそよぎが
ここちよい
濡れた靴
いくつも並ぶ座席
静かなローカル線も
今は賑やかな時間
発車時刻を待てば
座席は人で溢れる
窓を打つ雨の音
それは見送るように
扉がしゅっと閉まれば
しずしずと走り出す