2012.7.8.良く晴れる日
- カテゴリ: 日記
- 2012/07/09 06:10:18
窓の向こうに
光が見える
高く昇ったお日様を
揺れる木の葉が照り返す
明け方の霧
小鳥の囀り
眩しいほどの一日は
却って静かに訪れる
窓の向こうに
光が見える
高く昇ったお日様を
揺れる木の葉が照り返す
明け方の霧
小鳥の囀り
眩しいほどの一日は
却って静かに訪れる
雲の覆う空
水音がしとしとと届く
そんな朝を迎えれば
ああ
今年も見られないのだろうか
毎年のこの日は
不思議と雨が多い
ささやかな風だけが
気持ちを慰める
一日は
忙しなく過ぎて
気が付けば
夕方
いつの間に
掃われたのだろう
吹き続けた風は
...
お出掛けするには
丁度良い
うっすら雲の
かかる午後
ちょっと歩いた
その先の
向かいの川に
休むのは
少しの晴れ間を
期待して
カメが
甲羅を干している
眺めていれば
ゆっくりと
のどかに時が
過ごされる
窓を開けば
お日様が眩しい
濡れたままの洗濯物を
ひとつずつ広げてゆく
水溜りの跡が
幾つもの文様を残して
目覚めた鳥たちが
いそいそと啄ばんでゆく
しっとりと
恵を受け取って
枝から葉先へと
ゆるやかに流れ込む
満ちた頃
したたれば
時の流れが
緩やかに映る