2013.12.3.星空
- カテゴリ: 日記
- 2013/12/04 04:20:53
漆黒
吐息は白
朝晩を
問わぬ風景
寒さの中の安らぎは
頭の上の遥かな瞬き
漂うように
包み込まれる
漆黒
吐息は白
朝晩を
問わぬ風景
寒さの中の安らぎは
頭の上の遥かな瞬き
漂うように
包み込まれる
陽光未だ
大地の向こう
眠りの中の
木立の手前
コート着こんで
バスを待つ
白い吐息を橙に
染める明かりで
仄かに照らす
てくてく町中お昼時
目当てのお店のカウンター
同じ料理を前にして
近況おかずに頂きます
季節時節の変わり目に
次の一手を模索して
あれこれ考え述べ合いつつも
冗談混じりに時過ごす
透き通る空
風は冷たいけれど
色付いた木々映える
静寂の午後の陽射し
停留所の
日溜まりのベンチで
暫し耽る
物思いの向こうに
はらり
はらり
小さな枝葉
木々の衣更え
木枯らしと共に
過ぎ行く季節を
惜しむよに
ゆっくりと
繰り返し舞う