2014.6.1.風とカーテン
- カテゴリ: 日記
- 2014/06/02 04:24:37
日よけに閉めた
隙間から
手招くように
ゆらゆらと
静かに涼を
運び込み
僅かながらも
癒し行く
日よけに閉めた
隙間から
手招くように
ゆらゆらと
静かに涼を
運び込み
僅かながらも
癒し行く
高く昇れば
それは眩しく
大気を暖めて
生き物を呼び起こす
日陰を求め
大樹を思い
吹き抜ける風に
僅かに癒される
日中の
名残の熱の
満ちた夜も
気が付けば
迎える明け方
涼やかに
耳に優しい
小鳥の声と
合わせて包まる
心地好さ
高い陽射しを
照り返し
重なり合って
香りを放つ
高い空まで
包むよに
次なる季節を
呼び込むか
昨日の雨の
名残道
瑞々しさは
朝露の
冷気を食んで
ゆっくりと
朝日を返す
透ける殻