2024.7.12.見上げて浮かぶ
- カテゴリ: 日記
- 2014/07/13 07:49:27
待ち合わせには
まだ早い
携帯電話を
いじってる
ご近所様の
一声に
挨拶交わした
その先で
夕暮れ空に
ぽっかりと
綺麗に浮かぶ
丸い月
瞳一杯
光に染める
待ち合わせには
まだ早い
携帯電話を
いじってる
ご近所様の
一声に
挨拶交わした
その先で
夕暮れ空に
ぽっかりと
綺麗に浮かぶ
丸い月
瞳一杯
光に染める
枝葉落として
忍んでる
今宵の恵みは
雫が重い
吹かれて揺れる
木の葉から
ぱらりばらばら
重ねて注ぐ
うっすら雲の
渡る朝
風が送って
晴れ間が広がる
眩しいほどの
太陽に
じわりと掻いた
汗遙か
ざあざあ降りの
上がる頃
火照りを冷ます
夜道迎える
涼を伴い
行き交って
耳元を
びゅうとかすめる
木々のざわめきは
遠くに近くに
包まれて歩む
不思議な感覚
雨の足音
次第に遠のき
暮れれば蛙が
鳴いている
見上げる雲の
向こうを思い
願いを掛けて
夜風に当たる