2015.1.3.薄氷
- カテゴリ: 日記
- 2015/01/04 09:30:18
きらきら光る
日を受けて
夜半の雪の
明けの名残
陽光高まり
暖を得れば
次第に土の
面を見せる
きらきら光る
日を受けて
夜半の雪の
明けの名残
陽光高まり
暖を得れば
次第に土の
面を見せる
白く吹雪いて
遅らす夜明け
射した光に
気付く回復
銀に弾いて
白さを増して
迎える橙
澄んだ空
暮れゆく年の
戸の向こう
がたごとごごう
吹いて行く
ばらりぱらりの
雨音が
明日には白く
変わるだろう
冷たい息吹
駆け巡る
乗せたやかんが
静かに歌う
かけたお鍋が
吹いて揺らめく
静かに深まる
夜のお供
ただ穏やかに
暖を届ける
少し休憩
日の傾く手前
夕食には
未だ少し早い
ほっと
一息入れて煎れる
添えた
甘味が場を和ませる