2015.2.18.手袋
- カテゴリ: 日記
- 2015/02/19 04:12:41
息の白さは
極稀に
かじかむ寒さは
何処へと
いつしか緩んだ
厳しい冬を
共に過ごした
記憶と共に
次の出番を
待ち休む
息の白さは
極稀に
かじかむ寒さは
何処へと
いつしか緩んだ
厳しい冬を
共に過ごした
記憶と共に
次の出番を
待ち休む
暗闇の中
大気をざわつかせ
訪れた雨
外灯に浮かび上がる
傘に跳ね
路面を打ち鳴らし
すっかり囲まれて
心は日常を離れる
夜明けの川面
すらりと立って
眺めているよ
移り行く
水の流れの
映し出す
草木の陰と
空の模様と
小雨と曇り
風の向こう
澄空残して
日は暮れる
山間掛かる
広がる空の
遙か頭上に
輝き連なる
夜の間に
一面を
多い尽くした
雪景色
夜明けの陽射しに
煌いて
真昼過ぎまで
残ってる