「メロンが冷蔵庫にあるが食べないか?」と言われた。メロンは嫌いではないので頂くことにした。
長いこと放置していたメロンだそうなので、とても美味しいということはなかった。真ん中の果肉は甘くて良い味だったが、それ以外は硬くて甘みがなかった。
「メロンが冷蔵庫にあるが食べないか?」と言われた。メロンは嫌いではないので頂くことにした。
長いこと放置していたメロンだそうなので、とても美味しいということはなかった。真ん中の果肉は甘くて良い味だったが、それ以外は硬くて甘みがなかった。
クーラーがついていない部屋でテレビを見ることにした。
はじめは辛かったが、そのうち慣れてしまった。部屋の畳は所々シミがあった。一方、天井はきれいだった。
夢の続きが気になったので、意識して二度寝をした。
そこまでして見たかった夢の内容はもう覚えていない。結果的に手元には記憶も時間も残らない。
部屋の片付けをした。
広い部屋だと思っていた場所が、物を置くたびにだんだん狭くなっていくのを感じて、暗い気持ちになった。
そのうち、クローゼットの中で暮らすことになるかもしれない。それくらい自分の暮らす場所がない。どこもかしこも本やおもちゃだらけ。
窓の外を見ると、山の上にぼんやりとした月が輝いていた。
育ての親を捨てた人が見た月もこんな感じだったのかなと思った。