【お話】ひさかたの。
- カテゴリ: コーデ広場
- 2025/03/18 08:37:40
ひさかたの 光のどけき春の日に 静心なく花の散るらむ。
紀友則
春が近くなると、この一首を思い出す。
まだ梅も開いていないのに、桜の幻想を思う。
花の散るのを惜しむような、
それでいて、その光景を称賛しているような、
さまざまな心の動きを、散る花に重ねて、
季節が廻ったのだと。
何かが終わって、何...
ほんのり楽しい、まったり時間。そんな場所。
ひさかたの 光のどけき春の日に 静心なく花の散るらむ。
紀友則
春が近くなると、この一首を思い出す。
まだ梅も開いていないのに、桜の幻想を思う。
花の散るのを惜しむような、
それでいて、その光景を称賛しているような、
さまざまな心の動きを、散る花に重ねて、
季節が廻ったのだと。
何かが終わって、何...
寒さは去らないのかと思えていたのに、
花が、咲き始めた。
季節は廻っているのだと、
時は動いているのだと、
世界のあちこちの、小さな隅っこにある、
命が教えてくれる。
うつむいてばかりでアスファルトの色しか見えなかったのに、
星が、見えた。
顔を上げるだけでいい、
わたしたちはここにいるよと、
...
カモミールのお茶は、ほんのりと、リンゴの香り。
太陽の記憶をとどめた、小さな花。
生姜のジャムを混ぜてみたの。
月と星と、雪と時間と。
この宮殿は、明日の夜明けまでしかここにないんだけど、
ちょっと寒すぎるね。
温かいお茶をどうぞ。
うん、ごく普通の薬草茶だから。
魔法なんて、入ってないよ?
薬草...
窓ふきぐらいはしたい。年末になると、ほらほら掃除よ! と急かしてきた母を思い出します。
いま風邪が悪化中で、ビタミンCをひたすら飲んでいますので、しゃきしゃき動けないですが(^_^;) 年明けに来客があるので、片付けを。片付けを何とかしないと。
食事は、うどんとおじやばかり食べている。
歌が聞こえた。
古びた本の1ページをめくった時に。
かすかに、遠く。でも力強く。
響き、響いた。花の香りと共に。
あれはいつのことだったかしら。
あの歌を、聞いていたのは。
歌っていたのは誰だった……?
いいえ、わたしも口ずさんでいた。
確か。確か、そうだった。
今、手...