Nicotto Town


まったり時間。


ほんのり楽しい、まったり時間。そんな場所。

【お話】ひさかたの。


ひさかたの 光のどけき春の日に 静心なく花の散るらむ。
紀友則
春が近くなると、この一首を思い出す。
まだ梅も開いていないのに、桜の幻想を思う。
花の散るのを惜しむような、
それでいて、その光景を称賛しているような、
さまざまな心の動きを、散る花に重ねて、
季節が廻ったのだと。
何かが終わって、何...

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【お話】顔を上げよう。


寒さは去らないのかと思えていたのに、
花が、咲き始めた。
季節は廻っているのだと、
時は動いているのだと、
世界のあちこちの、小さな隅っこにある、
命が教えてくれる。

うつむいてばかりでアスファルトの色しか見えなかったのに、
星が、見えた。
顔を上げるだけでいい、
わたしたちはここにいるよと、
...

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【お話】カモミールに生姜。


カモミールのお茶は、ほんのりと、リンゴの香り。
太陽の記憶をとどめた、小さな花。
生姜のジャムを混ぜてみたの。
月と星と、雪と時間と。
この宮殿は、明日の夜明けまでしかここにないんだけど、
ちょっと寒すぎるね。
温かいお茶をどうぞ。
うん、ごく普通の薬草茶だから。
魔法なんて、入ってないよ?
薬草...

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そろそろ掃除。



窓ふきぐらいはしたい。年末になると、ほらほら掃除よ! と急かしてきた母を思い出します。
いま風邪が悪化中で、ビタミンCをひたすら飲んでいますので、しゃきしゃき動けないですが(^_^;) 年明けに来客があるので、片付けを。片付けを何とかしないと。
食事は、うどんとおじやばかり食べている。

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【お話】懐かしい響き。


歌が聞こえた。
古びた本の1ページをめくった時に。
かすかに、遠く。でも力強く。
響き、響いた。花の香りと共に。
あれはいつのことだったかしら。
あの歌を、聞いていたのは。
歌っていたのは誰だった……?
いいえ、わたしも口ずさんでいた。
確か。確か、そうだった。
今、手...

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