第一部:能弁な死体(屁理屈への決別)お前の口から溢れ出るのは
丁寧に梱包された、ただのゴミクズだ
もっともらしいロジックの衣を着せて
お前は自分の臆病さを、必死に飾り立てている「正しい道」とやらを説くその指は
白くふやけた指
記号で埋め尽くされたお前の脳骸骨に
他人の痛みを測る目盛りなど、最初からな...
ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。
第一部:能弁な死体(屁理屈への決別)お前の口から溢れ出るのは
丁寧に梱包された、ただのゴミクズだ
もっともらしいロジックの衣を着せて
お前は自分の臆病さを、必死に飾り立てている「正しい道」とやらを説くその指は
白くふやけた指
記号で埋め尽くされたお前の脳骸骨に
他人の痛みを測る目盛りなど、最初からな...
まどをひらけば くらい林のむかうに
ひとつの傷口がひらくやうに
あかい月が しづかに
しづかに のぼつてゐた窓辺のカーテンは つめたく垂れて
部屋のすみには 夜の影がたまる
私はただ ひとりきりで
その淡い光のなかに 佇んでゐた遠くで ちひさな小川の音がする
おまへの囁きだつたものか
さらさらと 闇...
そのとき 遠い空のすみに
ひとつの林檎がともるやうに
あかい月が しづかに
しづかに のぼつてゐた風はもう どこかへ去つて
梢のさざめきも とだえてしまひ
私たちはただ だまつて
その淡い光のなかに 佇んでゐたおまへのほほゑみは なぜだらう
あんなにかなしく あたたかく
夜の濃紺のなかに にじんでゆ...
事象の地平線による遮断:
無限に分岐し、廃棄され続ける人間の全情報(ビット)は、最終的にブラックホールの特異点へと不可逆的に吸い込まれる。そこではいかなる感傷も、意識の残滓も、ただの質量および電荷、角運動量の3つのパラメータへと還元され、固有のコンテキストは完全に剥ぎ取られる。ブラックホールが熱的な...
状態ベクトルの収縮
世界が選択を迫られるたび
ハミルトニアンは無慈悲に固有状態を量産する
無限に分岐するヒルベルト空間のなかで
「あなた」という個体は 1ステップごとに分母を肥大化させる選択されなかった無数の時間線
生存の確率を失った 無数の有機体の死骸
それらは直交する別の宇宙へと 瞬時にパージさ...
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