Nicotto Town ニコッとタウン

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眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

ロング・グッドバイ

雨がフロントガラスの文字を消していく。
お前が残した、ありふれた言い訳のように。街の灯りはひどく濁り、
ネオンの赤だけが嘘をつかない。
割れたグラスの底に残る琥珀色が、
終わった時間を静かに笑っている。「さよなら」を言うには、夜が深すぎる。
「また明日」と言うには、すべてを失いすぎた。お前はただ、重...

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渚の追伸(回想篇)

東方の世界が薄紫のインクに染まる頃、空には刃のように研ぎ澄まされた三日月が架かる。それはまるで、過ぎ去った時間と今とを静かに切り離す境界線のようだった。 凍てつく風が、誰もいない砂丘を容赦なく吹き抜けていく。波頭はただ白く、冷ややかに砕けては消え、まるで世界そのものが僕を拒絶しているかのように冷徹だ...

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星——独り

夜の帳が静かに下りる時
僕はただ独り 窓辺に佇む
遥かな天空に散りばめられた
無数の光の群れを見上げて青い星は冷ややかに瞬き
孤独な僕の影を照らし出す
あの光は幾千年の旅を経て
今この寂寞の胸に届くのか過ぎ去った日々の温もりを
星屑の彼方に探してみても
夜風はただ冷たく通り過ぎるだけそれでも僕は夜空...

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想いで——東方の浜に寄せて3

黄昏の薄紫の影のなかから
三日月の細き刃が 天を切り裂き
白い翼を濡らして 一羽の鴎が還る
星の欠片も見失つた 暗き夜の海から東方の浜辺には 凍てつく風が吹き
砕ける波頭は すべてを拒むやうに白い
僕はただ独り 冷たき砂の上に立ち尽くし
去り行くおまへの 最後の鳴き声を待つてゐる欠けたる月は 戻らぬ...

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想いで——東方の浜に寄せて2

それは 黄昏の薄紫の影から
三日月の細い刃が 天空を切り裂く時
潮騒に紛れて 静かに零れ落ちる
星の欠片を 砂丘に探す旅人のように東方の浜辺には 冷ややかな風が吹き
波頭は銀色の光を纏って 砕け散る
僕はただ独り 夜の始まりに立ち尽くし
お前と見上げた 遠い夜空の記憶を辿る欠けた月は 去り行く季節の...

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