Nicotto Town ニコッとタウン

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まりの

橋の下の家(4)

 それから十日程、私は床に臥していた。夜露に濡れて呑んでいたのが災いしたのだろう。身体中がぎしぎしと軋むように痛んだ。寝たり起きたりを繰り返しているうちに、私はこのまま、ある朝突然、二度と起き上がれなくなるのではないかと思った。 まるでこれまでの生活を取り上げられるように─── 彼の言葉が、ふいに現...

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サークル『ココロノトビラ』開設


こんばんは。みんな、起きてるかーいっ!(テンアゲ)
タイトルの通りですが、この度ワタクシ、サークルを設立しました。『ココロノトビラ』という、簡単に言うとメンタル系サークルです。
と言っても、門戸は広く浅く、ちょっとなんか寂しいなって時に寄ってもらえるようなサークルを目指してます。掲示板(鋭意作成中...

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嵐の前に


台風に備えてみんな外出を控えているのか、午後のスーパーは空いていた。梅シロップを漬けるので氷砂糖と、他食料をいろいろ買った後、お肉屋さんで豚バラブロック肉を買い、帰路にあるドラッグストアに寄った。旦那は何を買うのかと思ったら、この前から話していたアレと言う。
このところ、旦那はギターの練習を頑張っ...

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橋の下の家(3)

 その後の数日を、私はあの祭りの夜の余韻に浸って過ごした。 結局、彼女には何も尋ねることができなかった。彼にも同じであった。私もまた、何も尋ねられることはなかった。私達はただ、草の盃でゆっくりと酒を呑み、彼の吹く草笛の音に耳を傾けていた。冷たい川風が心地よくそよぎ、花火が終わり静寂が訪れる頃、落ち着...

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橋の下の家(2)

 あれは夏祭りの夜だった。 息子夫婦は昨年生まれた孫を連れて、花火を見に行くと言って出かけた。私は独り残ることにした。妻がまだ存命ならば、彼女が私も一緒にと連れ出しただろうが、私に祭りの人混みの中へと足を向ける気力はなかった。私は酒をグラスに注いだ。酒はグラスに半分程しかなく、食料庫を探してみたが、...

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