【イベント】ソロキャンイベント Vol.11
- カテゴリ: 自作小説
- 2025/11/26 22:02:53
「先輩… 先輩…」「なんだよ。もう酔っぱらったのか?」
俺は目の前に置かれたグラスを掴んで、ひと口飲んでみる。
後輩女子、疲れたんだろうな。いつも飲んでた焼酎じゃなく、今夜は薄いバーボンの水割りをカウンターに置いていてさ。
「先輩…」「だから、なんだよ?」
...
なんでも思いついたことを書いてます^^
「先輩… 先輩…」「なんだよ。もう酔っぱらったのか?」
俺は目の前に置かれたグラスを掴んで、ひと口飲んでみる。
後輩女子、疲れたんだろうな。いつも飲んでた焼酎じゃなく、今夜は薄いバーボンの水割りをカウンターに置いていてさ。
「先輩…」「だから、なんだよ?」
...
「なーんか… もう煮詰まっちゃいましたよ…」時計はもう、夜の10時になろうとしていて。照明の落ちた執務室には、椅子に浅く腰掛けて背伸びしている俺と、パソコン画面に映るボツ企画の案を見ながら落ち込む後輩女子の2人だけ。
「悪いな でも失敗すると分かってる企画を、俺も上にあげ...
「んーん… アイデアが出ません…」俺の隣で、後輩女子が頭を抱えてる。「だいいち、夏のキャンプイベント、あれだけ企画練ったのに失敗しちゃったし…」
仕事が終わり、俺はデスクを片付けてリュックを背負ったとき、背後から彼女が声を掛けてきたんだ。
「先輩&helli...
「まぁ… 残念だったな…」「先輩…」
俺は、パソコン画面に大きく踊った画像に一瞥をくれて「オマエはよく頑張ったよ。ほぼ一人でやりとげたからさ…」
パソコンの画面。キャンプイベントの申込数
「… 2件…」
「仕方ない、...
今日は土曜日。久しぶりに朝寝坊しちゃったな…と思いつつスマホを見ると、もう9時を回ってる(-_-;)
俺は大きく伸びをして、毛布から抜け出て。今日はいい天気だな…なんて思いながら、洗面台で顔を洗う。カーテンを開けると、外はこぼれんばかりの春の陽射しがキラキラ輝いてたんだよ...