Nicotto Town




【小説】ガラスの少女 その③ いじめの理由


――――3年10組
「池田さん、なにかあったの?顔が真っ青だよ。」梶君が心配して聞いてくれました。でも、前の学校でいじめられてたことや、さっきの伊藤さんたちに言われたこと、梶君には知られたくなくって、「...平気。」とぼそっと答えました。
それからも、梶君はなにかにつけて私に優しく接してくれました...

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【小説】ガラスの少女 その② いじめのはじまり


――――転校初日のお昼休み
「池田さん、お弁当?一緒に食べない?」クラスの女子が声をかけたけど、「...いいです。私、自分の席で食べますので...」私は誰かと食べるなんて、怖くてできなかったんです。
前の学校は給食で班で食べていたんだけど、「パンさぁ、みんなでちがう食べ方しない?」「私、上から食べ...

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【小説】ガラスの少女 その① 転校


私は池田湖桃(いけだこもも)、高校3年生です。6月も終わろうとしている今日、S高等学校に編入してきました。転校の理由は、前の学校でのいじめです。もう、人間関係がいやで、通信制の高校に行こうと思っていたのですが、このS高等学校は自由な校風でみんなのびのびしていて、いじめなどする人はいないと聞いたし、...

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重大(?)報告です


【小説】ガラスの少女 梶君視点で書いていたんですが、
梶君視点だと、愛里ちゃんのこともだいぶん書いちゃったし、
ガラスの少女は湖桃ちゃんの話のはずなのだ。
そして、その⑧を書こうとしたとき、梶君視点だと書けない。。。。
なんせ、湖桃ちゃんと高橋君だけの場面だしね。
一生懸命考えたんだけど。。。。。...

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【小説】浩平の恋 その⑦ 別れ


大地の言葉が頭から離れない。『おまえには、荷が重いだろう。』
――――3年10組放課後
湖桃は1年生たちと上手く看板係をしている。僕は安心して、生徒会室に仕事をしに行った。
――――生徒会室
生徒会室に伊藤さんが来て言った。「梶君、お仕事手伝うわ。」僕は、湖桃のところで、看板係をしてもらうより、湖...

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