Nicotto Town



【小説】友達の扉 その⑪友達の扉


ーーーー朝のホームルーム
ホームルームの時間になっても薫子先生はこなかった。さっきの騒動から少し落ちつた頃に、教頭先生が来た。
「みなさん、席についてください。」「大切なお話があります。」
教頭先生は淡々と話し始めた。
「皆さんの目安箱の投書を読んで調査した結果、美咲(薫子)先生には、このクラスの...

>> 続きを読む


【小説】友達の扉 その⑩ 金髪


ーーーー学校ーーーー教室の前
私は茶色い髪に天然パーマのままだった。また、薫子先生に嫌味言われるんだろうな。。。。。
ドアの前で立ちすくんでる私に後ろから、上田君が声をかけてきた。「おはよっ、市原。」振り向いた私は声を失くした
金髪ーーーーーーー!!!!!!!
上田君の髪は見事に金髪に染められてい...

>> 続きを読む


【小説】友達の扉 その⑨ 萌香の髪


ーーーー萌香の家
「ママ、私、髪染めようと思うの。。。。。」私はママに学校であったことをすべて話した。ママは昔のように私を抱きしめて髪をなでてくれた。「また、辛い思いをさせたわね。ごめんね。。。。」「ママ、謝らないで。。。。」私は、決死の思いで美容院に行った。
ーーー美容院
「いらっしゃいませ。」...

>> 続きを読む


【小説】友達の扉 その⑧ 上田海斗


ーーーー職員室
先生たちがヒソヒソ話をしていた。「目安箱の投書、見ました?」「美咲(薫子)先生に対するものが多いですね。」
薫子先生は市原さんの髪のことで市原さんをいじめている。でも、薫子先生が怖くて何もできません。市原さんがかわいそう。この前なんて授業を受けさせなかったんです。
「一度、調査して...

>> 続きを読む


【小説』友達の扉 その⑦ お弁当


ーーーー次の日のお昼休み
今日も私は、ひとりでお弁当を食べていたの。。。。ひとりぼっちのお弁当にも慣れて。。。。。。こないよ(泣)誰かとお弁当食べたいよぉ!
「上田君、お弁当作ってきたの。よかったら、どうぞ♡」翔子さんが上田君にお弁当を作ってきたらしい。「いつも、購買のパンじゃ身体に悪いわよ。」「...

>> 続きを読む





Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.